山形市立第一中学校

お知らせ

菅野苔石(かんのたいせき)先生から書作品「連峰」の寄贈

2024/02/15

本日、2階多目的室の入り口の脇に大きく「連峰」と書かれた書道の作品が掲げられました。(書の大きさは縦135p×横70p)
 この書を書かれたのは、東原町にお住まいで書道の先生をなさっている菅野苔石(本名悦正)先生です。旧一中を昭和29年3月に卒業された大先輩です。

 山形県書道界のレジェンドとも言うべき先生から、昨年秋に、後輩たちのために作品を寄贈したいという相談があり、一中が昔から大事にしている精神でもあり今年の3年生の学年名でもある「連峰」という書作品を制作していただくことが決まりました。

 苔石先生のご自宅から見ると、奥羽連峰に抱かれるように現在の一中は位置しているそうです。一中で学ぶ皆さんが、連峰の精神を受け継いでいることに感心され、その精神をしっかりと受け止めて一中を巣立って行ってくれたら嬉しいという生徒へのメッセージがありました。

 先生が書かれた「連峰」の文字には、力強さとしなやかさ、大胆さと繊細さが表現されています。この1枚を完成させるために50枚以上書かれたそうです。先生の後輩たちに対する熱い想いに感謝と敬意を表するとともに、一中開校時からの「連峰精神」を大切に受け継いでいきたいと私は作品に誓いました。