山形市立第九小学校

お知らせ

『打っちゃえ、エピペン』〜食物アレルギー対応研修会〜

2025/4/10

 4月8日に入学式で65名の1年生を迎え、457名全員が揃っての新年度が動き始めました。子ども達は、新しい学年・学級の友達や担任の先生との関係づくりをしたり、めあてや係活動等を決めたりなど、まずは生活の基盤を再構築しているところです。
 私たち教職員も、様々な準備や確認など、年度初めは慌ただしい毎日を送っています。そのような中ですが、昨日は、本校の校医である馬見ヶ崎クリニック・大通先生を講師にお招きし、食物アレルギー対応研修会を行いました。
 近年、食物アレルギーをもつ子どもが増えており、アナフィラキシーに備えエピペンについての知識や技能を学んでおくことも、教職員には必要になっています。研修会では、食物アレルギーやアナフィラキシーについて講話をお聞きした後、エピペンの打ち方について演習を行いました。
 食物アレルギーをもつ児童は、おおよそ3%になるそうです。学級に1人はいるということになります。実際にアナフィラキシーの児童に対面したら素人は躊躇しがちですが、とにかく『打っちゃえ、エピペン』というくらいの気持ちで打つことが一番大切であるということでした。
 明日からの給食が始まる前に、事故の未然防止や万が一に備えての確認ができ、有意義な研修となりました。