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山形市立第一中学校
お知らせ
令和5年度 第45回卒業証書授与式 〜校長式辞より抜粋〜
2024/03/14
皆さんが歩んできた3年間は、新型コロナ感染防止に注意を払いながら、徐々に日常の学校生活を取り戻していく道のりでした。全校生が揃う卒業式は実に5年ぶりです。この1年間「4年ぶり、5年ぶり」ということを幾度となく話しましたが、皆さんは4年前5年前の一中を知らない訳ですから、「初めてのこと・新たなこと」と感じたことでしょう。そう考えると、皆さんが「新たなる一中」を築き上げた功績はとても大きいものです。そんな皆さんと2年間共に過ごせた私は幸せです。中でも、北海道への修学旅行はよき思い出です。3日間の学年としての成長と、まだまだ伸びることを予想させる連峰学年の皆さんに、私は思わず俳句を詠みました。
「連峰の若葉のごとし北の旅」
体育祭。猛暑のために練習計画の度重なる変更や当日の開始時刻の大幅な変更があったにもかかわらず、両軍力を尽くしての、感動の体育祭を創り上げてくれました。スローガン「必笑」のごとく、熱い熱い戦いの後に広がった皆さんの笑顔を私は君たちとともに忘れないでしょう。
皆さんの学年名「連峰」の精神。山はどれ一つ同じものはありませんが、どれも青空に向かってそびえ立ちます。でも、すそ野ではしっかりとつながっています。皆さんは一人一人の個性や多様性を大切にしつつも、みんなが安心して過ごせる居心地の良い学校を目指してきました。しかし、それはそう簡単なことではなく、近い関係だからこそ、意見が食い違い、時に諍い(いさかい)となります。そのような「迷路」の中で悩んだり迷ったりしたことは誰しもあることでしょう。しかし、そのような経験を乗り越えてこそ、信じあえることの喜びや、人に優しくなれることを知ります。
「人は幸せになるために生まれてきた」そう信じます。幸せの形は一人一人違い、何が「幸せ」かは、自分の心が決めるものです。これから始まる新たな生活の中で、自分にとっての幸せとは何か、自分を取り巻く社会にとっての幸せとは何かを追い求め、その「幸せ」のために、努力をし続ける人であって欲しいと強く願います。
卒業生の皆さん、一中で共に学んだ仲間、そして家族への感謝の気持ちを力に変えて、これからも 限りなき 前進をめざし 大きく羽ばたいてください。
「連峰の若葉のごとし北の旅」
体育祭。猛暑のために練習計画の度重なる変更や当日の開始時刻の大幅な変更があったにもかかわらず、両軍力を尽くしての、感動の体育祭を創り上げてくれました。スローガン「必笑」のごとく、熱い熱い戦いの後に広がった皆さんの笑顔を私は君たちとともに忘れないでしょう。
皆さんの学年名「連峰」の精神。山はどれ一つ同じものはありませんが、どれも青空に向かってそびえ立ちます。でも、すそ野ではしっかりとつながっています。皆さんは一人一人の個性や多様性を大切にしつつも、みんなが安心して過ごせる居心地の良い学校を目指してきました。しかし、それはそう簡単なことではなく、近い関係だからこそ、意見が食い違い、時に諍い(いさかい)となります。そのような「迷路」の中で悩んだり迷ったりしたことは誰しもあることでしょう。しかし、そのような経験を乗り越えてこそ、信じあえることの喜びや、人に優しくなれることを知ります。
「人は幸せになるために生まれてきた」そう信じます。幸せの形は一人一人違い、何が「幸せ」かは、自分の心が決めるものです。これから始まる新たな生活の中で、自分にとっての幸せとは何か、自分を取り巻く社会にとっての幸せとは何かを追い求め、その「幸せ」のために、努力をし続ける人であって欲しいと強く願います。
卒業生の皆さん、一中で共に学んだ仲間、そして家族への感謝の気持ちを力に変えて、これからも 限りなき 前進をめざし 大きく羽ばたいてください。