山形市立大郷小学校

お知らせ

情報モラル学習

2025/07/01

 今日の全校朝会は「校長講話」の時間をいただきました。20分といつもより多く時間を設定してもらい「情報モラル」学習の1回目として資料を準備しました。
 子供たちは生まれながらに多くの電子機器、通信機器に囲まれて生活しています。全く抵抗なく様々な機器を使い、多くの情報を浴びるような毎日ですが、それが現代なのです。文部科学省の学習指導要領では、読み書きと同じように「情報モラル」「情報リテラシー」の定着が求められており、「読み書きそろばん」の時代から、「読み書きタブレット」になっているのです。
 多くのトラブルや事故はご家庭で起こっています。13歳未満は使用不可であるのにネットゲームをする。ゲール等で課金する。SNSやLINEでのグループから外したり、悪口を書いたり、集団で個人攻撃をする。小学生がネット詐欺によって多額の金額を払う。個人情報を抜き取られる。どれも実際に起こっている事案です。中学校では「スマホやタブレットを買い与えて、管理監督すべきなのは保護者」として、ネットトラブルの指導を原則しないという学校も増えています。買い与えた時には様々話をするものの、徐々に放任という家庭が増えているのも現実なのです。
 大郷小では、ネットトラブルが低年齢化する傾向が強いので、ICTを適切で効果的に活用しながら、情報モラル学習も丁寧に行っていきます。